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「自分が好きなこと」に従うのではく、「自分が得意なこと」に従う | マネックスみんなのつぶやき | マネクリ マネックス証券の投資情報とお金に役立つメディア
多くの人が子どもに対して、「自分の好きなことをやろう」とアドバイスします。確かに、好きなことに取り組むと熱中できるので、一見すると理にかなっているように思えます。
しかし私は、この言葉に以前から違和感を抱いていました。なぜなら、「好きなこと」は時間とともに変化するからです。子どもの頃に夢中だったことが、大人になると興味を失ってしまうように、「好き」は決して普遍的な軸ではありません。
そんな折、あるスピーチに出会いました。米国のベンチャーキャピタリスト、ベン・ホロウィッツ氏がコロンビア大学で行った講演をYouTubeで見たのです。
彼はこう語っていました。
「自分の好きなことに従うのではなく、自分の得意なことに従え。得意なことで成果が出れば、それを好きになる。『好きなこと』は自分視点だが、『得意なこと』で結果を出せば、それは社会の役に立つ」
この言葉を聞いて、まさにその通りだと深く納得しました。
「自分の好き」ではなく、「自分の得意」から始めてみる。それが結果につながり、結果がまた自信と熱意を生み出す。そんな循環こそが、持続的なキャリアや人生の軸になるのではないでしょうか。